麻雀では過去と全く同じ状況になることはないと言っていい。

なぜなら、ある過去の対局と今現在行っている対局に着目したとき、配られた4人の手牌13枚がすべて同じであり、

相手が捨てた牌、その順番も同じになる確率は、非常に小さいから。

さらに、4人が持っている点数や引いてくる牌まで同じであるという条件を加えると・・・

1000万円の宝くじが当たる確率の方が高いかも。

 

トランプゲームの大富豪を別の例として考えてみる。

Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人でゲームを行っているとして、

4人の手札が、1年前にやった大富豪のある場面と同じ手札だったという状況。

これなら、まだあり得るかもしれませんが、

カードの捨て方が同じになるとは限りません。

1年前のゲームでは、A⇒B⇒C⇒Dさんの順番でカードを捨てる状況対して

今行っているゲームでは、C⇒B⇒D⇒Aさんの順番でカードを捨てる状況になっている可能性があります。

 

麻雀では、似たような状況はあり得ますが、まったく同じ状況はないです。

そのため、ルーティン作業のようになることはないゲームです。

そこが、麻雀の飽きないところと私は思っています。