麻雀には、「場」というものがありますが、

初めたばかりの人には、「場」が示す意味が分からないと思います。

 

場というのは

字牌の東、南、西、北の中で、役となるものはどれか

あなたが親であるか、子であるか

示すものです。

 

場には、大きく分けて2種類あります。

 

①全体の場

②一人ひとりの場

 

①全体の場とは、「東一局」や「南三局」などのことを指します。

全体の場が、東一局・東二局・東三局・東四局の場合、

字牌の東を3つずつ集めたコーツを作ると、役になります。

同じように全体の場が、南一局・南二局・南三局・南四局だと、

字牌の南のコーツを作ると役になります。

 

②一人ひとりの場は、4人のプレイヤーに割り当てられた、東・南・西・北のことを指します。

 

東と割り当てられた人のことを東家(トンチャ)といいます。

そして東家の右、正面(対面)、左にいる人は、それぞれ南家(ナンチャ)、西家(シャーチャ北家(ペーチャ)となります。

東家の人が親、ほかの3人は子になります。

親が流れると、東家⇒北家、南家⇒東家、西家⇒南家、北家⇒西家と変わります。(反時計回りに移動する)

仮に、東一局であなたが西家の場合、字牌の東と西のコーツを作ると役になります。

 

このように、役となる字牌や誰が親であるかを示す場によって、

あなたの攻め方や守り方が変わります。