メリット

・テンパイ(上がりまで必要な牌があと1枚の状態)のときに、役がない場合でも、リーチによって役がつけられる。

・上がった時に、裏ドラ(ドラ表示牌の下にある牌)によって点数が高くなる可能性がある。

・相手にプレッシャーを与えることができる。

 

デメリット

・リーチをするのに、1000点必要。

上がり牌以外、全部捨てなければならない。

 

リーチは、相手に「私、テンパイしたよ」と教えることと同じ。

相手が上がりに必要ない牌を引いた場合、その牌が相手の上がり牌の可能性があるため、切れなくなる。

切れなくなるから、結果として相手の上がりが遅くなる、またはできなくなる。

リーチは、とても強力な役。

 

強力な役ではあるが、リーチをすると、上がり以外の牌を捨てる必要がある。(暗カンができる牌を引いた場合は、その牌を捨てずにカンをすることができる。これだけ例外)

このデメリットが、とても怖い。

例えば、あなたがリーチした後に、相手が麻雀最高役である役満をテンパイしたとする。

普通は上がりを諦めるか、危ない牌を切らずに上がりを目指す方法を取る。

でも、もしあなたがリーチをしていた場合、上がり牌以外切っていかなければならない。

そういった理由で、リーチは麻雀で一番強い役であるが、一番扱いが難しい役。