怠け癖による先延ばしの改善方法は、達成したい目標に適した環境に移動することです。
私自身、それを実感しています。
完璧主義の特徴の1つと言われている先延ばしは、失敗するのが怖い、完璧な行動をする・完璧なものをつくる自信がない、という理由で生じていると思います。
しかし、あなたの先延ばしという行為が、単なる怠け癖によるものかもしれません。
怠け癖による先延ばしの改善としてやってはいけない行為は、意思の力に頼ることです。
意思の力は、思ったよりも効果がないです。
それは、人間の意思がとても弱いからです。
三日坊主という言葉があるくらいですからね。
人間は、新しいことをする、変化を起こそうとすると、それを妨げる働きをします。
なので、意思に頼ってはダメです。
一方、人間は思った以上に外部環境の影響を受けます。
・みんながiphoneを使っているから、自分もiphoneを買った
・みんな掃除サボっているから、自分もサボった
・エッチな画像を見たら、ムラムラしてしまった
・海外で生活したら、価値観が変わった
・優秀な人のアドバイスなどを聞いて、やる気が出た
加えて、性格も環境で変わります。
親の教育によって子供の性格は変わることが研究で明らかになっています。
子どもは、親の行動や振舞をみて、自然に自分の行動として学びとる反面、親の毎日のしつけ方によって、子どもの性格は、かなり変化する。即ち、親のしつけ方によって、子どもの性格や行動は、どのようにも変化しうるのである。
(松原達哉(1974), 親子関係と子どもの性格, 保育論叢, 9, p.31)
やらなければいけないことや達成したい目標があるなら、それに適した環境へ移動して下さい。
もしあなたの先延ばしが怠け癖によるものなら、環境を変えることで改善されるでしょう。
実際に、私はブログの記事を家で書かず、図書館やカフェで書いてます。
そういった場所の方が、仕事が捗ります。
家だと、どうしても怠けてしまいます。
あなたが筋トレをしようと思うならば、ジムに行く。
ダイエットして痩せたいと思うならば、思い切ってライザップに入会する。
勉強をしようと思うならば、図書館に行く。
自分を厳しくしたいのなら、鬼のような上司や競争が激しい会社の下で働く。