筋は、麻雀の攻守にとても役立ちます。

筋は、1-4, 4-7, 2-5, 5-8, 3-6, 6-9の6つです。

では、この筋を覚えると、守備面でどんなメリットがあるのか?

 

例えば、相手が下のような手牌でリーチをしたとします。

 

 

待ちはマンズの1-4待ちですが、待ちが分からないという状況とします。

相手に対して、ピンズの4が通ったとします。

その場合、相手の待ちとなっている牌の形は、ピンズの23や56ではないということが分かります。

(相手がわざと見逃している場合もありますが、ほとんどないです。)

なぜなら、マンズの23や56が待ちの形となっており、マンズの4が通った後に、

マンズの1や7で上がると、反則になるからです。

 

相手のリーチ後、ピンズの5が通った場合は、

相手の待ちの形は、ピンズの34,または67ではない。

 

相手がリーチした後に、ソーズの3と9が通った場合、

相手の待ちの形は、ソーズの45,または78ではないと考えてOKです。

 

4,5,6の数字は2つの筋にまたがっています。

そのため、ある種類の4が通った場合、その種類の1や7は安全牌である可能性が高くなります。

ピンズの5が通った場合は、ピンズの2,5も通る可能性が高いです。

 

筋を覚えることで、安全そうな牌が増えることとなり、相手に振る頻度が減ります。

それは、結果としてあなたの点数の減少を小さくすることにつながります。