あなたが東家(親)の場合、とにかく上がりを目指す。
上がった時の点数が、子の1.5倍になるためです。
そして、親は上がると親が継続するので、多くの点数を手に入れるチャンスとなります。
それに、親が続くと楽しいですから笑。
一方、南家、西家、北家のときでは、打ち方の方針が変わります。
方針というか、頭に入れておくポイントみたいなものです。
結論から言うと
南家:親を流すために、攻めていく。無理な時は、降りる。
西家:自由に打って良い。
北家:親になるべくチーなどをさせないように、慎重に打つ。
①南家の場合
南家は、西家や北家と比べて、チーがしやすい立ち位置にいます。
なぜなら、南家の場合は、親の下家に位置にいるからです(親の右側にいます)。
親はとにかく上がりにいくために、3,4,5,6,7のような数字の牌でも、いらなければ気にせず捨てていきます。
そのため、あなたが4,6や6,8などを持っていた場合に、急所の牌である5や7を鳴ける確率が高くなります。
見方を変えると、南家は親を流すために、一番攻めていく必要がある立場です。
②西家の場合
西家は、他家に比べて、一番自由に打てる人です。
親の対面にいるため、捨てられた牌でチーをされることはありません。
また、攻めていく南家の下家になるため、チーも比較的しやすいです。
気を使わずに、攻めていける立ち位置にいます。
もちろん、ポンはどこからでもできますから、そこは注意して打つこと。(ドラや役牌となる字牌には特に注意)
③北家の場合
北家は、一番慎重に打っていく必要があります。
なぜなら、親の上家(親の左側)にいるので、捨てた牌で親がチーできます。
チーをさせてしまうと、親の上がりの手助けをしてしまいます。
そのため、北家の場合は自分の上がりと同時に、親の手を進めさせないように打つ必要があり、一番気を使う立ち位置にいます。
自分が一番早くテンパイしそうな時や、点数が高い手を作れる時以外は、
鳴かれそうな牌は、自分の上がりを放棄してまでも、捨てないようにするべきですね。
親が何回も継続するときの原因の1つが、親の左側にいる人が自分勝手に打っている場合ですね。
こうなってしまうと、もうお手上げです。
親が何度も継続してしまい、1位をとれなくなってしまいます。
雀荘で打っていると、たまにこれをやらかす人がいます。
その人の下家に自分が座っていればラッキーなのですが、
そうじゃない場合は、最悪です。
あなたも、やっているのでは?
気を付けてください。
逆にこれができれば、相手の上がりが減り、相対的に1位や2位になる確率が上がります。
これらを頭に入れて打ってみてください。