13枚の牌が配られて牌を整理した後、役がつく字牌役を除いて、以下の4つの役のどれが狙えるかを意識する。
①リーチ
②タンヤオ
③ホンイツ
④チートイツ
ピンフや三色同順、一気通貫などの役もあるが、これらの役は補助役とし、基本となる役は上にある4つの役とみる。
経験上、上記の4つを狙うことが多いからである。
これらの役を意識することで、打っている最中に迷うことがぐっと減り、初歩的なミスも少なくなる。
つまり、上がる確率の向上につながる。
①リーチ
リーチは、テンパイした時に役がなくても、1000点を払えば役がつけられる。
そして、上がった時に裏ドラをめくることができ、得点アップにつながる。
さらに、リーチは相手にプレッシャーを与えます。
リーチをされた時を思い出しみてください。何気なく切っていた牌が、急に切れなくなりますよね。
「相手の手は高いのかな?振ったらどうしよう?」と不安、恐怖が生まれます。
そうなると、相手は勝手に降りてくれるか、回し打ちを始めて、上がりを遠ざけるような打ち方をする可能性が高いです。
②タンヤオ
タンヤオは、ポンやチー、カンをしても成立する役。(鳴いてもタンヤオ有りのルールの場合)
さらに、鳴いたとしても、タンヤオは喰い下がり(上がった時の役のポイント(翻数)が下がること)がないです。
鳴いても、ペナルティがないのは大きいですね。
そのため、非常に便利な役。
③ホンイツ
配牌時に、字牌が多くある。
うわー、悪い手だなーって。
タンヤオは作りにくいし、テンパイまで時間がかかりそう。
もし、字牌ばかり+マンズ、ピンズ、ソウズのうち1種類に片寄っているなら、ホンイツを狙う。
ホンイツは、鳴いても2役あるところが強い。
これに役が付く字牌を鳴くことができれば3役となり、点数もそこそこゲットできる。
さらにマンズやピンズ、ソウズばかり引くならば、字牌も捨て、高い役であるチンイツを狙えばいい。
④チートイツ
配牌やその後にツモ牌において、階段メンツのシュンツを作れそうにないなら、狙うべき役。
簡単な目安として、3つまたは4つのトイツができた場合はチートイツを意識をする。
チートイツは、危険牌が切りづらい際の回し打ちをしているうちに、成立する場合がある。