そのゲームでは上がりが見込めないため、あなたがベタオリを決意したとする。
その時はまず、慌てずに冷静になること。
相手の捨てた牌全部とあなた自身の手牌を見る。
そのプレイヤーが捨てた牌は、全部安全牌となります。
なので、同じものを捨てていけばいい。
これでOKです!と言いたいのですが、ここが麻雀の面白いところでもあり、面倒なところ。
リーチした人以外にも敵はいるので、絶対当たらないということではない。
例えば、リーチをせずに、あなたの注意を他の人に向けさせ、ぽろっと出た当たり牌を狙っているかもしれない。
一つの戦略ですね。
こういったこともあるので、ベタオリをする時は捨てる牌の順番があります。
ここでは、リーチした1人に対して絶対に当たらない安全牌があった場合について。
「理想」の手順を箇条書きすると、次のようになります。あくまで、「理想」です。
①左隣の人が捨てた牌と同じ物を捨てる
②リーチした人に100%当たらない牌
③リーチした人とその他のプレイヤーにも当たらない、共通の安全牌
特に、①を意識して欲しい。
麻雀を始めた人にとって、これは意識的にやらないと実行しないですね。
習慣化しないと、身につかないテクニックの1つです。
①は、全員に通る安全牌となります。
理由は複雑で、あなたの頭がパンクするので省略。(知りたい人は、同巡内フリテンをググってみて!)
身に付けると、あなたの失点する回数がぐっと減りますよ!
①の左隣の人が捨てた牌が手元にない場合、②or③を選ぶ必要があります。
絶対に安全なのは、③の共通安全牌です。
ですが、③は最低1枚は持っておきたい。
終盤になると、複数の人がテンパイしている場合が多いです。
なので、可能なら②の手段をとる。
ここは難しいポイントですね。私も、この判断が難しいといつも思っています。
リーチ者だけに絶対通る牌を捨てたら、他のプレイヤーに振ってしまったこと、よくあります。
今も、もちろんありますが。
実践経験を積んで、慣れが必要な部分です。
まずは①を意識してやってみる。
②と③は、状況を見て意図的に変えていくこともやってみましょう。
怖いかもしれないですが、案外当たらないものですよ。